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06/04/30 少し気の早いタンクトップとホットパンツはやはり少し寒くて Gジャンを羽織る。 さみしいという感情はなんだろうか。それって一体なに? 猫とも犬ともつかない不思議な生き物は洋服に埋もれてリラックスしている。 踏切の音はここまで聞こえてくる。 06/04/23 フランスではいまだに大学入試資格試験は記述式で、その時に課せられる作文がある。 採点ポイントは、ある意見を述べる時、反論を加えてくる他者の意見を どの程度自分の中に取り入れ、強烈な反論を加えられるかどうかだ。 この作業は大人になるきっかけを作る。 学生を相手にする時、自分の中の他者を育てるという教育を施す事が重要だ。 一方的に知識を与えるのではなく、自分の中で討論させ、 その討論で人の意見を採り入れなければいけない。 (鹿島茂氏) 06/04/23 「言葉にでもしないと堪えきれないことだってある。これがぼくの近況です。」 (死を目前にした寺山修司が谷川俊太郎に送ったビデオレターより) 06/04/20 最近のイライラはジニ係数が0.3を上回っているからなのか。 んなわけねーだろ。しかし100%関係ないとも言えないかもね。 もうエンゲル係数は指標にならない。 現代は核家族化しているし、金持ちはそれだけ食に費やす事もできる。 うちの場合、エンゲル係数はそう高くないはずで、その代わり医療費の割合は高いと思う。 貧乏人は、医療費を捻出するために食費を削るって事もあるんだよ。 それって本末転倒だけどな。健康であるためには仕方ない。 06/04/20 【ロイヤル・スターたち】 ・レグルス(しし座) ・アンタレス(さそり座) ・アルデバラン(おうし座) ・フォーマルハウト(みなみのうお座) 06/04/18 そしてお次は花水木。 春はめまぐるしい木々のリレー。 06/04/15 夜の公園。 咲き乱れるつつじの植え込みに黒いあんよとかわいいおしり。 そのサークルを右へ左へ進むような進まないような、進む。 桜の花びらを踏みながら歩く。 ふと見上げて、まぶしい頭上に思った。 葉桜もそんなに悪くない。 それはじゅうぶんに美しかった。 06/04/14 最近の私は何もかもが足りなさすぎて、 とてもイライラしているか絶望しているかのどちらかである事が多い。 毎日、ストレスを育て、自分を失いに出かける。 鬱屈が犯罪を生むなら私は立派な犯罪予備軍だ。 ならば、涙と笑いを取り戻しに出かけよう。 しかし、それすらままならない。 それでも生きてゆかなければならない。 傷付けられるより傷付ける道を選ぶ事もできない。 清貧。 格差。 今の、この国の中で? それでも生きてゆかなければならない。 今までうまくごまかされる事を許してきたけど もういい加減、そういうのには耐えられない。 「それでも生きてゆかなければならない。」 これは、老いてから、伴侶を失ってから、初めて言うべきセリフだ。 なのに。 デジタル化放送、ワンセグ、お父さん、 そういったことを私が教える側になるなんて。 放送のことは何でも知ってるでしょ?教えてよ。 知ってても、知らないふりをして聞くから。 結局涙を流せるのは家族のことだけだ。多分。 それすらもう出ないけど。 元気な手紙を書く。桃の花と連峰の絵はがきで、春の便りを書く。 楽しいことや幸せなことを書く。 今、自分にできる親孝行はそれだけだから。 泣きたい。 泣けない。 脳を移植されて、ボロボロになって、捨てられる。 肝臓の数値はまた上がってきた。 花(黒弾丸)すら薬にならないなんて。 桜さえ、散った後に鮮やかな緑色の葉をつけるというのに 私はといえば、薬の量が倍に増えただけ。 06/04/12 本日、疑似体験により、私が以下を好む事が確認された。 1. 夏の喫茶店の匂い 2. プールに入る瞬間の、ヒヤッとするあの冷たさ 夏は苦手な季節だと思っていたのに…。 06/04/11 いつだってボタンをかけ違えるのは簡単だろ? しかも無意識にそうなっちゃってるわけなんだから ましてや苦労なんかしないよな。 まぁ最近は立ち止まったりリタイヤしたりする人が増えてるけど、それはさておき 人は生きてかなきゃいけないから、つらいことなんかは忘れるようにできてるの。 むしろその方が正常なわけ。 つまらない過去に固執していられるほどヒマじゃないって。 だからどんなにつらい思いをしたって、後になったら意外とケロリとしてるもの。 あんなにも、かけ違えることそのものが難しく思えたのにね。 そして時にポッカリ穴があいたような気持ちになる。 わかってたし、今となれば別に本気でどうでもいいんだけど、 でもこんなにも、これほどまでに簡単だったとは、ってね。 だって私たちはシャツやコートじゃないもの。 かけ違えたら、あとはもう遠く遠くなってゆくだけ。 それが生きるってことだし、だからこそ生きてゆけるんだしね。 06/04/05 どこかで道を間違ってしまったような気がしてならない。 若い頃、一流企業に入って一流の人と付き合って結婚してほしいと言われた時 そんなのクソつまんねーよ、と思ったし、そんな事を言う人にガッカリしたけれど 今はそれが正しかったんだろうかと思うようにさえなっている。 大きな集団や堅い職場に属している人は面白味のない人間ばかりだと決めてかかっていた。 何を根拠にか分からないけれど、とにかく嫌悪していた。 今でも、そうなんじゃないかと思う節はある。 だけど、だからって、こんな事でいいんだろうか。 どんな場所にいても誇り高く生きたいし、実際にそうしている。 でも、クソつまらなくて欺瞞や無責任や汚らわしさすら感じるかもしれないものに憧れ始めている。 そうなったら終わりだ、という大切な誇りを失いかけている気がする。 そしてそんな自分に心底嫌気がさす。 ただ、他人を利用したり傷付けてまで自分を守るという域には達していないのが救い。 たぶん、それは私にはできないのだと思う。 だからこそ利用されたり傷付けられたりするのだと思う。 ボロ雑巾みたいにくたびれている。 今の私には、泣いたり倒れたりできる事の方がよほど幸せに見える。 一見矛盾しているかもしれないけれど、それだけ安心しているという事だから。 泣ける場所や、倒れても何とかなる状況があるという事だから。 そんな風に思うなんて、本当にどうかしている。 やめてしまえばいいのに。何もかもやめられたらいいのに。 生きる事は大変すぎる。気分転換もままならない。 決して強くはないのに、粘りがあるから困る。 比較的、苦しいままの状態で耐えられる自分が憎い。 こんな事じゃ、いつまで経っても幸せにはなれない。 06/04/03 音で思い出すこと。 チャイムを3回鳴らす音を聞いた。 その音を長い間聞かないうちに忘れていた。 まだ今のように携帯電話がなくセキュリティもしっかりしていなかった頃 私たち家族にしか分からない合図があった。 それがチャイムを3回。 おとうさんが帰ってくる音。 その音が、インターホンを使うよりもずっとやさしいのは その3つ1セットを聞くと、家中の誰もが「帰ってきた!」って分かること。 この合図はもう2度と聞けない。 もし私が自分の家族を持ったとしても、この手はもう使わないから。 父の思い出を守るためじゃなく、こうやって書いてしまったからね。 女ばかりの家庭で育った私はセキュリティには敏感よ。 どんなにつらい事があっても泣かなかったのに、 この音を聞いただけで泣きそうになった。(でも泣かなかった) 音に宿った人。 私が今、抱えている仕事のひとつに、ある方の本がある。 傍から見たって多才で心が美しく、お洒落でやさしい、素晴らしい方。 エージシュート達成と米寿のお祝いを兼ねた、三姉妹からお父さんへの贈り物。 彼女たちにとって、その方はとっても自慢の、臆面なく「大好き」と言えるお父さん。 その、心がいっぱい詰まった本は、私にはどんなに努力しても実現できない事だから羨ましくもあるけど、 それだけ長い間一緒にいて、素晴らしい関係を築いてきた彼女たちは いつか、私など比にならないくらい大きな痛みを受けるのだろう。 心を込めて作ろうと思う。 |