でぃっく カナリヤ   05/11/24

大阪のおにーさんが事ある毎に言ってた。
「一番大事なんは『どんな景色が見たいか』やで〜」って。
私が心に迷いを持った時、いつもおにーさんはそう言った。
おにーさんは写真を撮る人だから景色という表現をするけれど、
その言葉の真意ではなく、純粋に『見たい景色』を見に行った。
一枚の写真を地図のしおりにして。

この景色をどうしても見たかった。
赤と黄と緑の中をカモが並んで泳いでいる、これが見たかった。
しばらくそういう旅をしていなかった。
これを見よう!と心に景色を抱いて出かけるタイプの旅。
最近は仕事であちこちへ行く事が多くなって、いろんな道を覚えた。
地図で調べながら知らない道を走る。
見たことのない景色、見たことのある景色、思いが絡まる。
この道はここだったのか、この道はこの道に繋がるのか、そんな事の連続。
誰かと一緒にいるうちは頼りっきりで、覚えるという事をしなかった。
景色と思い出だけを心に残して、ただ時は通り過ぎていった。
自分の意志で旅をする事がなかった。
でも意外と見知った景色は多くて、あちこちへ連れて行ってもらったんだなぁと感謝する。

「知らない」「できない」「怖い」が減ると心地よい。
無目的も楽しいけれど、見たい景色を見に行く事はとても大事。
それは、なりたい自分になって、したい暮らしをするという事、
そして幸せになるという事だと思う。
つまりそれが大阪のおにーさんが言ってた事だよ。


でもね、ここに来たのは初めてじゃないかもしれない。
多分来た事がある。こんな色ではなかったけれど。
2004年5月1日、水の中に投げ込まれるのではないかと思った。
要するに、ここしばらくの私の生き方はそんな感じだったんだ。







05/11/22

忘却シ埋葬セヨ。







05/11/18

そんな未来など、ないのではないでしょうか。







05/11/13

快活なレシピ。

数字の並び、それのみで喚起。
Kちゃんのバースデー。
初めて付き合った男の人。
数字のみの記憶。もう何も思い出せない。
過去は要らない。仮にどれほど幸せな記憶であっても。
今を生き抜く事と、未来だけでいい。
そして隣で眠る小さな命は私に幸せを与えてくれる。
辛い事はいくらでもある。
でも私は毎日この子の存在を噛み締めては、心から感謝する。
自分の心に『孤独を感じる事は悪』という貼り紙をしたのは
ひとえに未来を期待しているからに他ならない。
例えばこの先一生セックスをする事がなくても何ら不自由しないし
見えなくなるほど繊細なものがあればいい。







05/11/12

私は多分その人と再会する為に別れた。
木幡さんを聴くと、その存在を教えてくれた人を思い出す。
私が聴いているのは過去。
本当は思い出す場所ではない。
なぜなら今、そこから逸した場所にいるから。
思い込みと激しさと歪んだ真っ直ぐさ。
そこから進んで、もっと高い場所で会う事になっている。
灰野さんを聴きに行きたいけれど
再会する為に別れたその人と会わない為に、行かない。
今はまだ組曲の途中。







05/11/12   黒い薬、黒い犬、愛

見失わない、というのは、すごい事だと思う。
私はすぐに見失う。
しかも、それ自体、気付いていない事も多い。

目標のない人というのは、そういうものだ。

体を悪くするのは、何かの罰。
いびきをかくブランケット。
いつも雨。
唯一厳しいところは天使を連れ出す事。
綴る事はもう厳しさじゃなく、当たり前。

修行僧。
修行はどこまでも続く。
一つの季節ではなく、一つの年ではなく、一つの生を全うするまで続く。

今年も多くの贈り物をいただいた。
でも一つ歳をとった事に気付いたのは今日だった。

油危ないから猫の毛艶まで考察しております。(小沢昭一的こころ)







05/11/06

或いはあなたも。







05/11/05

見てるようでいて見てないところまで似てる。